Codex入門講座 全5講
第2講

CWDとAGENTS.md

作業場所を絞り、部屋ごとの指示書を置く

この講座で残すもの練習フォルダとAGENTS.md
第2講 CWDとAGENTS.md

AIは建物の中で働く

PC全体を建物、ホームフォルダを階、自分の作業フォルダを部屋、CWDをAIが今立っている部屋として示す青系の図解
まず理解するのは、AIそのものではなくAIをどの部屋に入れるかです。
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CWDはAIが今いる部屋

CWD = Current Working Directory。むずかしく見えて意味はシンプルです。
Codexは、選んだ作業フォルダを基準にファイルを探します。
広すぎる部屋に入れると、関係ないファイルも見えやすくなります。
狭く、目的が1つの部屋に立たせるほど迷いにくい。
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広い部屋より小さい作業部屋

広すぎるCWD
ホーム全体やDesktopを選ぶ
資料・写真・別案件が混ざる
AIも人間も判断しにくい
安全なCWD
目的別にフォルダを切る
材料と成果物を分ける
AGENTS.mdと権限を効かせやすい
最初から万能部屋を作らない。狭く・目的ひとつ・浅くが初心者の安全設計です。
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受講者用の最初の部屋

~/dev/ai-agent-workshop/ ├── AGENTS.md 共通ルール ├── 00-sample-organize/ 整理の練習 ├── 01-slides/ スライド作成 ├── 02-lp/ LP制作 ├── 03-chatbot/ FAQボット設計 └── 99-archive/ 退避・過去版
最初はこのくらいで十分です。大事なのは全部を1つの巨大フォルダにしないこと。
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AIに渡すものは3層で考える

場所
CWD
どのフォルダを作業対象にするか。
指示
AGENTS.md
守ってほしい前提・進め方・報告方法。
権限
Sandbox / Approval
実際に触れる範囲と承認。
AGENTS.mdだけで安全を担保しない。安全は権限設定とセットで考えます。
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AGENTS.mdがCodex版の主役

そのフォルダでCodexに読ませたい前提を書くMarkdownファイル。
毎回プロンプトに書くルールを、部屋の指示書として置ける。
親フォルダから今いるフォルダへ、関係する指示が重なって読まれる。
ただし強制設定ではなく、コンテキストとして効く指示です。
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AGENTS.mdは強制設定ではない

AGENTS.mdは「この部屋ではこう働いて」という貼り紙。
絶対に守らせたい削除禁止・外部送信禁止は、権限や設定で担保する。
良いAGENTS.mdは短く、具体的で、作業手順が分かる。
長すぎるルールは、重要な指示を埋もれさせます。
言い切りポイント
「AGENTS.mdに書いたから安全」ではありません。文脈の指示実際の権限は別レイヤーです。
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指示書は近い部屋ほど効く

ホーム、プロジェクト、サブフォルダのAGENTS.mdが階層的に読まれることを建物で示す青系図解
同じ建物でも、会議室・制作部屋・経理部屋ではルールが違います。CWDを分ける理由はここです。
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最初のAGENTS.mdはこれでいい

# このフォルダの目的 AIエージェント入門の練習用フォルダです。 # 基本ルール - 回答は日本語で行う - ファイルを削除しない - 大きな変更の前に、まず計画を出す - 変更後にファイル一覧を報告する # 進め方 1. 現状確認 → 2. 方針提案 → 3. 承認後に実行 → 4. 検証と報告
最初から高度なルールを書かない。短く・具体的・構造化が基本です。
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ClaudeはCLAUDE.md、CodexはAGENTS.md

対になる別ツール
Claude系ツールでは CLAUDE.md がよく使われる
考え方は近い
仕様や読み込みルールはツールごとに違う
今回の主役
Codexでは AGENTS.md を主役にする
場所・指示・権限を分けて考える
公式仕様に合わせて書く
この講座ではClaudeを主役にしません。比較として一言触れるだけです。
第2講の振り返り

ここまで説明・実演できれば完了

1

CWDが『AIが今いる作業部屋』だと説明できる

2

AGENTS.mdの指示と、実際の権限を分けて考えられる

3

目的を一つに絞った練習フォルダとAGENTS.mdを用意できた

残す成果物練習フォルダとAGENTS.md

次は、文脈と権限を分けて安全を設計します。

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